犬を飼わないでって、どういうこと?

私が仕事から帰ると、母が「動物病院にお金の支払いの請求がないのが心配でね、電話をしたんだけど、先生が「犬を飼わないでね」って言ってたよ。」という。「犬を飼わないで?」数日前に母にまた犬が飼いたいことを打ち明けたばかりなのに、犬を飼わないでとはどういうことなのか。残念ながら母はいつも言葉が足らずに、勘違いして聞き取ってしまうことが多い。もう一度聞いてみる。「どうして獣医さんが「犬を飼わないで」って言ったの?」「先生がね丈夫で健康な仔を探してあげるから、犬は買わないでねって言ってた。」『飼わないで』じゃなくって『買わないで』ということね。
詳しいことを獣医に聞きたいのだが、まだ私の今の不安定な精神状態では直接話しをする勇気が無い。話はそこまでにした。獣医と聞くと大吉が亡くなったあの日、獣医さんが帰るときに何か訴えるように見つめていた大吉の顔や亡くなる直前大きな声で鳴いている大吉の横で獣医さんに電話したときのこと思い出して、涙が出てしまった。夜寝る前までも幾度と無く悲しみが襲ってきた。

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