1/20 恐ろしいまでの執着心

 家に帰ると、いつものように出迎えてくれない大吉。
それどころか、もらうものもらうとガウガウ犬に。
え?なんで?
とりあえずいつものように、お座りの命令を出し座ったので誉めてやった。
大吉の視線の先を見ると、餌入れがひっくり返っていた。
 母に聞くと、餌をひっくり返してしまって、どうもその下に餌があって食べられないので怒っているらしい。噛まれた経験の有る母も怖くて手が出せないと言った。
大吉の所に行ってみると、すごい勢いで唸り、吠えかかってきた。
ひぇ?、私だって怖いよ。
でも弱みを見せたらいけないので、大吉とにらみ合いになった。吠えと唸りをやめない大吉。食べられない餌を守ってどうする!
15分程にらみ合いが続いて、段々大吉は疲れてきたのか、唸りが小さく鳴ってきたので、お菓子を
「大吉いくよ?」と声をかけて大吉の後ろに投げた。
1個目は無視。2個めは、目で追った。
3個目はさすがに我慢できなかったのか、お菓子を食べに行ったので、その隙に餌入れを取って残った餌が食べられるようにしてやった。
食い意地の張っている大吉は勿論それも食べたけど物足りなそうなので、恩着せがましく餌入れに少し餌を入れてあげた。
それから数時間後、甘えた声でキュウキュウと鳴いていた。
柴犬って、みんなこんな感じなのかな・・・。(^^;)
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