次の絵はケイトウの花を描こうと、下絵の準備が出来たので、F6 の麻張りボードを持っていって、下絵を写していたら、先生からもっと大きな作品にしなさいと言われた。
50号がいいと言われたけど、描くのはケイトウの花1本だけ。巨大なケイトウ?
なんか面白そうだけど、飾ると怖いよね。
50号はかなり大きいので、教室に持っていくのが大変。(ToT)
なので、今買い置きのある25号で許してもらいました。
同じ席で描いている先輩も、大きな方がいいと言う。
いつも午前中の日本画教室が終わると、先生を交えてお昼ご飯を食べについていく。
強制でもないし、そこそこお金がかかるので断ってもいいのだけれども、初めは日本画について何の知識も無かったので、食事について行けばきっと色々な事を教えてもらえると思って、ついていった。
実際教室では教えてもらえないような技法の話や、他の画家の話し。政治の話し。
そして「絵を描くということとは何か」と哲学など、いつ参加しても話題は尽きない。
今回は、
あなたにとって、絵のための人生か、人生の為の絵か。
どういう事かと言うと、生活を犠牲にしてでも描き続ける画家のように生きていくのか、人生を豊かにするため趣味として絵を描くかという事のようです。
学生時代から水彩や油絵。定年してから日本画を習って20年になる同じ教室のお友達が、いつも嘆いているのを思い出す。自分の絵は絵画ではないと。
とても写実的なきっちりした絵で、誰が見ても上手なです。でもその絵にはメッセージが込もっていないと言います。
私が習いはじめの頃はそんなことないと思っていたのですが、最近それが分かってきた気がします。
描いている本人はメッセージを込めて描いているのですが、それが上手く表現出来ない。絵に表れて来ないのです。
自分がその絵を描くときに感じた美しさ、醜さ、喜びや怒りを、説明なしで見る人も同じように感じてくれたら、それが最高な絵画だと思う。
自分が描く絵がその領域に達するまでには、まだまだ時間がかりそう。
自分はこの先、絵に人生を捧げるか、絵を人生に捧げるか。
果たして自分はどうしたいんだろう。考えさせられました。
後々考えると、絵を描き続けるなら、そろそろ大きな作品作りも経験した方がいいと、背中を押してくれたのだと思った。
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